家電・電化製品のコジマ 公式サイト

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Sustainability

サステナビリティ

SDGs宣言

トップメッセージ

私たちコジマは、常に私たちの拠り所となる「くらし応援」というメッセージを掲げて企業価値を高めてきました。今回、みらいへのさらなる成長に向けて策定した「コジマSDGs宣言」も、より「くらし応援」の幅を社会や環境との関係性に広げて、コジマ流のサステナビリティ経営を進めていく指針となるものです。そしてさらに「6つのマテリアリティ」も特定しました。
この過程においては、店舗や本部から年齢や性別、役職や担当業務がそれぞれに異なる16名の多様なメンバーを選出し、自分たちがどう貢献していくのか議論を重ねてもらいました。従業員たち自らが考えた6つのマテリアリティは「応援」をキーワードとしており、私をはじめとする経営陣の考えとも合致するものでした。このマテリアリティを通して社会へ貢献することこそが私たちのあたらしい「くらし応援」であり、まさにお客様との約束であると思います。またこの取り組みは永続的な従業員のやりがいに繋がり、ひいては会社全体の活性化に繋がるものと考えています。
今後は具体的な目標を設定し、またしっかり検証を行いながら、応援の精神を通じて「地域に愛される店舗づくり」に邁進して参ります。

株式会社コジマ 代表取締役社長 社長執行役員 中澤 裕二 株式会社コジマ 代表取締役社長 社長執行役員 中澤 裕二

コジマのSDGs宣言

私たち「くらし応援コジマ」は家電を通じて地域社会の持続的な発展を応援し笑顔あふれる明るく暖かいみらいをつくります

このメッセージは、コジマがこれまでに大切にしてきた「明るさと暖かさをお届けする」という思いと、「くらし応援コジマ」という会社のメッセージを、これからもずっと伝えていきたいという思いを込めて作りました。地域のくらしや環境を大切に、みなさんといっしょにコジマは成長していきます!

コジマの6つのマテリアリティ

「くらし応援コジマ」は家電や地域のみらいを応援する6つの活動に取り組みます

くらし応援コジマ

みらい家電応援

環境や、人に優しい家電の普及促進

  • 環境にやさしく、便利で楽しいみらいの家電が多くの人々のくらしに届くように、家電をつくる人・使う人を応援していきます!

リサイクル応援

循環型社会を目指した資源活用・再利用の推進

  • 限りある材料を大切に使えるように、古くなったり壊れた家電をもう一度使えるようにしたり、形を変えたりして、ごみを減らせる社会を作ります。

みらい応援店舗

環境にも人にも優しく、くらしのお役に立つ店舗の実現

  • 環境にやさしい再生エネルギーを使ったり、困った時に役に立つ、みらいのお店を目指して店舗を進化させていきます。

みんなのまち応援

楽しく暮らしやすく活気あふれる地域社会づくりに貢献

  • まちのお困りごとを解決したり、まちを元気にする活動を応援します!

こども応援

未来を担う子どもたちの様々なチャレンジを支援

  • 子どもたちが楽しく過ごせるお店づくりや、夢の実現に向けたチャレンジを応援します!

働くなかま応援

様々なメンバーがいきいきと働ける環境の整備

  • お互いをおもいやり、助け合いながら楽しく働ける環境をつくり、なかまの活躍を応援します!

コジマのSDGsプロジェクト

コジマでは2021年9月より、社会課題と同時に企業課題の両方を同時に解決することを目的とした「サステナビリティ経営」を推進すべく、「コジマSDGsプロジェクト」を始動しました。
コジマが本業を通じてSDGsに取り組むことで、事業に創造性とイノベーションをもたらし、かつ地域の持続可能性に貢献して、真に豊かな社会・地球環境を実現するために、取り組むべきマテリアリティを下記のような手順で特定しました。

マテリアリティの特定プロセス

マテリアリティの特定プロセス

①コジマSDGsプロジェクトメンバー設定

中澤裕二社長自らがプロジェクトリーダーとなり発足。2021年8月に店舗や本部の各部門から年齢、役職、担当業務、性別など異なる様々なメンバーを指名、総勢16名のプロジェクト推進チームを結成しました。各部門からの指名に際しては、「多様な視点」と「人材の育成」の観点で20代の若手社員も抜擢しました。

社長や店長、会社に入ったばかりの社員などいろいろな立場の人たちが話し合いに参加して、みらいの社会と環境についてや、コジマがどんなふうに役に立てるのかについて話し合いました。

②社会・環境課題の整理
③SDGsマテリアリティの特定

2021年10月から11月にかけ、全3回のワークショップにより社会・環境課題の整理とマテリアリティの特定を行いました。

~第一回ワークショップ~
(2021年10月14日)

事前課題として自部門や他部門のヒアリングを行った結果をもとに、コジマのこれまでの取り組みをSDGs17の目標に関連付けて整理を行い、コジマが大切にしてきた価値観がSDGsと繋がっていることを確認しました。

あらためて整理すると、いつもの仕事のなかにコジマが大切にしてきた考えかたの中に、SDGsを後押しする行動がすでにたくさんあったことが発見されました。

~第二回ワークショップ~
(2021年10月28日)

事前課題としてステークホルダー(お客様、メーカー、コジマ社員など)へのインタビューを実施。これをもとにSDGs169のターゲットについて、将来視点で環境面における課題と今後の方針を議論。169のターゲットから、コジマが優先すべき環境面の課題を機会とリスクに整理して抽出しました。

コジマが環境のために積極的に取り組むこととして、家電のリサイクルや家電の材料を大切にすること、環境にやさしい家電を広めていくことなどの意見があがりました。

~第三回ワークショップ~
(2021年11月9日)

第2回と同様に、169のターゲットからコジマが優先すべき社会面の課題を抽出。社会・環境面を統合したマテリアリティを特定しました。加えて、そこからコジマがめざす社会の姿についてディスカッションを行い、「SDGs宣言」策定に向けた言語化も行いました。

コジマが社会のために積極的に取り組むこととして、地域を元気にすることや共に働くなかまを大切にすることなどの意見があがりました。これまでの話し合いをまとめて、誰もがわかりやすいメッセージを作りました。

④有識者ダイアログ

最終的に発表される「SDGs宣言」に対して幅広く社会の声を反映させるべく、ジャパンSDGsアワード審査員を努められたご経験のある一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク共同代表理事 三輪氏より、特定したSDGsマテリアリティに対して以下の3点についてヒアリングを行いました(2022年1月24日)。

ダイアログ内容
  • ①これまでの活動プロセスに関する評価
  • ②まとめてきたマテリアリティに関するアドバイス
  • ③マテリアリティ特定後の今後の取り組みへのアドバイス

対話の論点
  1. ここまでのプロセスは非常に評価できる
  2. 家電を軸にした新たな価値づくりへ向かう方針はもっと打ち出すべき
  3. 「売る」ことだけではなく、「なぜ売るのか」をしっかりと表現していくべき
  4. 「地域密着」という強みをさらに活かすべき
  5. 「多様性」について、女性、障がい者、外国人も含めて進んでいる施策については引き続き力を注いでほしい
  6. そのためにもまずは社員が人権・環境・社会に役立つといった意識を向上させることが大切
  7. 目標設定をしっかり行い、期限を決めて、振り返りをしていく。ただし固く考えず皆で考え、必要であれば修正しながら進めていってほしい

有識者からのコメント

今回の対話では、これまでの事業の枠組を越えて、蓄電池などエネルギー事業にも注力されるという方針を伺い、気候危機への具体的な貢献という観点からも大変励まされました。地域社会のサステイナビリティに貢献するサステイナブル経営を、外部にも明確に発信しつつ進めていただければと思います。そして、女性、障がい者、外国籍住民の皆さんとともに事業を発展させてください。皆さんが、接客を通じて地域に、特に高齢者の方々に寄り添いつつ事業に取り組まれることが、ESG、そしてSDGsへの具体的な貢献に結びつくと信じています。皆さんの取組とご発展に心から期待しています。

専門家の方からとても素晴らしいアドバイスをいただきました。このアドバイスはコジマのメッセージづくりに活かされています。

⑤SDGs宣言の策定

有識者ヒアリングをふまえて、プロジェクト推進チームで特定したマテリアリティやこれまでのワークショップでのディスカッションをもとに「SDGs宣言」を策定。2022年2月28日の取締役会に上程・承認を得て正式決定となりました。

これまでの話し合いからたくさんの人の意見を取り入れてコジマのメッセージが決まりました。

今後の推進体制について

2022年4月からは、以下のステップでサステナビリティ経営を推進していきます。

  • ①マテリアリティごとのワーキンググループを設定
  • ②マテリアリティに対する具体的なアクションプランの策定
  • ③アクションプランの実行と振り返り

策定したアクションプランの実行を開始し、事業を通じた社会課題の解決という大きな目標の達成に向けて取り組みを本格化します。

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