【2024年】大型冷蔵庫のおすすめ|選び方・おすすめモデルを紹介

2024.5.15

【2024】大型冷蔵庫のおすすめ|選び方・おすすめモデルを紹介

大家族だけでなく、食材のまとめ買いや作り置きをする家庭にも便利な大型冷蔵庫。さまざまな技術を搭載し、食材の鮮度を長持ちさせる魅力的な製品が各メーカーから発売されています。高性能な省エネ機能やカメラ付き、アプリと連動できるモデルもあります。こちらの記事では、大型冷蔵庫を選ぶ際のポイントと人気メーカーの特徴について解説いたします。おすすめモデルもご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。

大型冷蔵庫の選び方

容量をチェック

容量をチェック

冷蔵庫の必要な容量(サイズ)の目安は、「70L×家族の人数+常備品分120L~170L+予備100L」という計算式で求められます。それぞれのライフスタイルよって変わってきますが、4人家族なら計算上では500L以上が適した容量になります。5人以上の大家族には、600L以上のものがおすすめ。ゆとりをもった容量で詰め込みすぎを防ぐと、電気代の節約にもつながりますよ。

サイズ・搬入経路のチェック

サイズ・搬入経路のチェック

本体サイズを確認し、設置場所に合っているかを確認しましょう。設置場所には、本体サイズに加えて上面と側面に放熱スペースが必要になります。引き出しやドアの開閉がスムーズにできるかも考えて適切なサイズを選ぶことが大切です。また、搬入経路は重要なチェックポイントです。玄関や通路の幅、階段の形状によっては搬入できない場合がありますので事前にしっかり確認しておきましょう。

ドアの開き方をチェック

ドアの開き方をチェック

冷蔵庫のドアには、観音開き、右開き、左開き、両開きがありますが、大型冷蔵庫の多くは、中央から左右に分かれてドアが開く「観音開き」タイプになっています。他のタイプよりドアの幅が狭いので、冷蔵庫前のスペースが狭くても設置できます。片側だけ開いて取り出せるので、冷気が逃げにくいのもメリット。設置場所の右側に壁がある場合は右開き、左側に壁がある場合は左開きにすると出し入れがしやすくなりますが、シンク・コンロの位置や、生活導線も考慮して選びましょう。

野菜室と冷凍室の位置をチェック

野菜室と冷凍室の位置をチェック

冷蔵庫の野菜室や冷凍室の位置は製品によって異なります。使用頻度の高い引き出しが、真ん中に配置されているものが取り出しやすく便利。冷凍食品のまとめ買いや、作り置きの冷凍保存をすることが多いご家庭は、冷凍室が真ん中にレイアウトされたものがおすすめ。野菜や果物を使うことが多いご家庭は、野菜室が真ん中にレイアウトされたものだと重い野菜もかがまずにラクに取り出せます。

省エネ性能をチェック

省エネ性能をチェック

冷蔵庫は1年中稼働しており、家電の中でも消費電力量の割合が高め。大型冷蔵庫は電気代がかかりそうなイメージがありますが、省エネ性能が高いモデルが多く、小型の冷蔵庫よりも電気代が安くなる場合があります。省エネ性能は、統一省エネラベルの★の数で表されますので確認してみましょう。年間消費電力が低いモデルや、省エネ基準達成率が100%以上のものがおすすめです。また、大型冷蔵庫にはAIやセンサーによって最適な温度管理をしたり、カメラやアプリと連動して節約に役立つ多彩な機能を備えたモデルもあります。

メーカー機能で選ぶ

メーカー機能で選ぶ

大型冷蔵庫は、氷温やパーシャルなどのさまざまなチルド技術や、独自の冷凍技術を搭載しています。食品の鮮度を長く保てるだけでなく、凍らせる手前の微凍結状態で保存できるものは、解凍の手間がかからず調理がラクになります。また、野菜室では、野菜の呼吸活動を抑えて鮮度を保つものや、3色LEDの光で栄養素をアップさせるものも発売されています。肉や魚、野菜の特売日にまとめ買いしても、おいしく保存できる魅力的な機能が搭載されているので、自分が使いたい機能から冷蔵庫を選ぶのも一つの方法です。

大型冷蔵庫の人気メーカーの特徴

日立(HITACHI)

日立

日立の冷蔵庫は、独自の鮮度技術で真空環境で密閉保存する「真空チルド」が特徴。また、冷蔵庫全段を約2℃の低温にする「まるごとチルド」は、乾燥や変色を抑えてラップなしでもケーキやサラダを保存できるのが魅力です。ボタンを押すだけで自動で開けられる電動引き出しや、冷蔵庫カメラで撮影した画像を外出先で確認して食材管理ができる便利なモデルもラインナップしています。

日立の冷蔵庫はこちら

パナソニック(Panasonic)

パナソニック

冷凍室・野菜室が奥までしっかり見えるワンダフルオープンや、冷蔵室の棚・ドアポケットの位置が低めのローウエストラインを採用し使いやすさと大容量にこだわっているのが特徴。業務用レベルで急速冷凍する「はやうま冷凍」や、約-3℃の微凍結で保存する「微凍結パーシャル」など新鮮に保存し、調理もラクになる機能を搭載。庫内を清潔にするナノイーを搭載しているのも特徴。

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三菱(MITSUBISHI)

三菱

独自の技術で、凍ったままサクッと切れる「切れちゃう瞬冷凍」が特徴。肉や魚はパックのまま冷凍しても簡単にはがせたり、カット野菜を生のまま冷凍して使う分だけほぐせるので、まとめ買いでも手間を省いて保存できるのが魅力です。また、低温保存する氷点下ストッカーでは生のまま鮮度が長持ちします。3色LEDの光の力で栄養素をアップさせる「朝どれ野菜室」も特徴です。

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東芝(TOSHIBA)

東芝

東芝の冷蔵庫は、野菜室の湿度を最適に保つミストチャージユニットで鮮度を保ち、UV-LEDで栄養素をアップさせる「もっと潤う摘みたて野菜室」が特徴。野菜室が真ん中にあるので、野菜や果物を多く使う方にもおすすめです。氷の膜で食品の表面を包み込み、生のおいしさを保つ「氷結晶チルド」や、急速冷凍する「おいしさ密封急冷凍」など、食材をおいしく保存する機能も充実。

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シャープ(SHARP)

シャープ

キレイな冷気で庫内を清潔に保つ、独自の空気浄化技術「プラズマクラスター」が特徴。大容量冷凍庫メガフリーザーは、あら熱とりに便利な急冷ができる上段と、深さの異なる3段に分かれた下段の引き出しを搭載しており見やすく整理ができます。AI搭載モデルでは、献立提案や特売日情報、天気予報などを音声でお知らせ。ドア開閉から家族の安否の確認ができたりと便利に使えます。

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大型冷蔵庫のおすすめ|500L以上600L未満

日立「HWタイプ」R-HW54V(540L/観音開き)

全段どこでも約2℃の低温にする「まるごとチルド」が特徴。肉や魚を凍らせないで保存する「特鮮氷温ルーム」や、野菜の栄養素の減少を抑える「新鮮スリープ野菜室」など鮮度が長持ちする機能を搭載。

日立「HWタイプ」R-HW54V
容量 540L
本体の大きさ 幅650×高さ1833×奥行701mm
扉の仕様 6ドア/観音開き
引出しレイアウト 冷凍室真ん中
年間電気代目安 約7100円

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パナソニック「EXタイプ」NR-F55EX1(551L/観音開き)

引出しがラクに全開できて奥まで見やすく取り出しやすいワンダフルオープンが特徴。「微凍結パーシャル」や「シャキシャキ野菜室」など鮮度を守る機能を備えています。庫内を清潔に保つナノイーXを搭載しているのも魅力。

パナソニック「EXタイプ」NR-F55EX1
容量 551L
本体の大きさ 幅685×高さ1828×奥行699mm
扉の仕様 6ドア/観音開き
引出しレイアウト 冷凍室真ん中
年間電気代目安 約7800円

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東芝「GTMシリーズ」GR-W500GTM(501L/右開き・左開き)

幅60cmとスリムでも大容量の冷蔵庫。ミストチャージユニットで高湿度を保ち野菜の鮮度と栄養を守る「もっと潤う摘みたて野菜室」が特徴。両手がふさがっていても押すだけで扉が開くタッチオープンが便利。

東芝「GTMシリーズ」GR-W500GTM
容量 501L
本体の大きさ 幅600×高さ1850×奥行706mm
扉の仕様 5ドア/右開き・左開き
引出しレイアウト 野菜室真ん中
年間電気代目安 約7530円

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三菱「MZシリーズ」MR-MZ54K(540L/観音開き)

冷凍でもサクッと切れる「切れちゃう瞬冷凍A.I.」が特徴。おいしく保存して、解凍なしで使いたい分だけすぐに使えるのが便利。製氷用給水タンクが冷蔵室の床に埋め込み式で、チルド室が広いのもポイント。

三菱「MZシリーズ」MR-MZ54K
容量 540L
本体の大きさ 幅650×高さ1833×奥行699mm
扉の仕様 6ドア/観音開き
引出しレイアウト 野菜室真ん中
年間電気代目安 約7460円

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シャープ SJ-MF51M (505L/観音開き)

奥行き薄型とワイドな庫内で見やすく取り出しやすいのが特徴。きれいな冷気が冷蔵室を循環して清潔に保つ「プラズマクラスター」を搭載。専用のアプリで、生活に役立つ情報を音声でお知らせしてくれるのも特徴です。

シャープ SJ-MF51M
容量 505L
本体の大きさ 幅685×高さ1838×奥行630mm
扉の仕様 6ドア/観音開き
引出しレイアウト 野菜室真ん中
年間電気代目安 約7510円

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アイリスオーヤマ IRGN-C50A(503L/観音開き)

たっぷり保存できる171Lの大容量冷凍室が特徴。食材保存に嬉しい急速冷凍モードを備えています。微凍結にも設定できるチルド室や、冷蔵庫内の食材をスマホのアプリから確認できるカメラも搭載。

アイリスオーヤマ IRGN-C50A
容量 503L
本体の大きさ 幅685×高さ1833×奥行699mm
扉の仕様 6ドア/観音開き
引出しレイアウト 野菜室真ん中
年間電気代目安 約8208円

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大型冷蔵庫のおすすめ|600L以上

日立「HXCCタイプ」R-HXCC62V(617L/観音開き)

3段のケースで整理しやすい冷凍室「らくうま!ひろin冷凍」を備えています。おいしく保存する「デリシャス冷凍」や「まるごとチルド」を搭載。冷蔵庫カメラを搭載し、食材管理が手軽にできるのも魅力です。

日立「HXCCタイプ」R-HXCC62V
容量 617L
本体の大きさ 幅685×高さ1875×奥行738mm
扉の仕様 6ドア/観音開き
引出しレイアウト 冷凍室真ん中
年間電気代目安 約7290円

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パナソニック「WXタイプ」NR-F65WX1(650L/観音開き)

高級感のあるデザインと高い機能性を備えています。「ワンダフルオープン」や「ローウエストライン」を採用し見やすく取り出しやすいのが特徴。専用アプリで、スマホから急冷モードなどを設定し調理のサポートもできます。

パナソニック「WXタイプ」NR-F65WX1
容量 650L
本体の大きさ 幅750×高さ1828×奥行745mm
扉の仕様 6ドア/観音開き
引出しレイアウト 冷凍室真ん中
年間電気代目安 約7590円

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三菱「WXDシリーズ 」MR-WXD70J (700L/観音開き)

たっぷり収納できる700Lの大容量冷蔵庫。料理の時短になる「切れちゃう瞬冷凍」や、生のまま鮮度が長持ちする「氷点下ストッカー」を搭載。3つの光LEDで野菜の栄養素を増やせる「朝どれ野菜室」も魅力です。

三菱「WXDシリーズ 」MR-WXD70J
容量 700L
本体の大きさ 幅800×高さ1821×奥行738mm
扉の仕様 6ドア/観音開き
引出しレイアウト 冷凍室真ん中
年間電気代目安 約8370円

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東芝「FZSシリーズ」GR-W600FZS(600L/観音開き)

うるおい冷気で鮮度を保つ「もっと潤う摘みたて野菜室」が特徴。菌やニオイを抑制する「Ag+マルチバイオ脱臭」や「W-UV除菌」も備えています。アプリで食材管理や、生活パターンに合わせた省エネ運転ができるのも特徴です。

東芝「FZSシリーズ」GR-W600FZS
容量 600L
本体の大きさ 幅685×高さ1833×奥行745mm
扉の仕様 6ドア/観音開き
引出しレイアウト 野菜室真ん中
年間電気代目安 約6750円

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日立「WXCタイプ」R-WXC74V(735L/観音開き)

真空の密閉保存で、肉や魚の鮮度が長持ちする「真空チルド」が特徴。温度センサーが食品の温度を探知して自動で急冷却する「スポット冷蔵」が作り置きに便利。電動引き出し、タッチ式操作パネルも搭載しています。

日立「WXCタイプ」R-WXC74V
容量 735L
本体の大きさ 幅880×高さ1833×奥行738mm
扉の仕様 6ドア/観音開き
引出しレイアウト 冷凍室真ん中
年間電気代目安 約8370円

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まとめ

大型冷蔵庫は、たっぷり収納できて、食材の鮮度を長持ちさせる機能や、調理の時短になる便利な機能が充実しています。
また、最新の冷蔵庫は10年前のものと比べると消費電力が低くなっているので、古い冷蔵庫は買い替えた方が節約になります。購入の際には、設置場所のスペースと搬入経路もしっかり確認しましょう。今回ご紹介した冷蔵庫や選び方を参考にして家庭に合うものを見つけてみてください。

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