目指せVloger! 実際に撮ってみよう「撮影・編集編」
2021.9.8
さぁ!いよいよ撮影です!「基礎編」、「準備編」とご覧いただき、Vlogに対しての知識や必要な物の準備はできましたでしょうか?最後の「撮影・編集編」では撮影の際のビジュアルに優れた動画作成のコツや、未経験でも上手に編集できるコツをご紹介いたします。
押さえるべき撮影のポイント
固定の仕方
ドキュメンタリー動画や、誰かの目線のように微妙に揺れた視点で撮影したりするといった意図がないのであれば、極力、カメラは三脚などを使用し固定するようにしましょう。もし手元に三脚が無いような場合は、椅子に座ったり壁に寄りかかったりしてできるだけカメラがぶれないように工夫しましょう。椅子や壁もないよと言った場合は、脇を締めて息を止めることでも手振れを軽減できますよ。
構図
動画では画面に映されたものがすべてなので、構図は非常に大切です。空間をより広く取りたければ対角線で、人物は横顔や斜め45度で撮影するようにすれば、美しい絵画的な表現も可能です。また、撮影目的に応じて画面内の配置を決める必要もあります。見せたいものによって、離れて撮るロングショットや近づいて撮るクローズアップショットなどを使い分けるようにしましょう。
カメラワーク
カメラは動かす事によって表現の幅が大きく変わります。しかし、ただ動かせばいいというものでもありませんので、そこは注意が必要です。Vlog撮影の場合は、カメラだけを動かすだけでなく、自分自身が動くというのもポイントです。それだけでもまた、違った映像が撮れると思いますので、是非試してみてください。
【おすすめの撮り方】
- ・足元だけをアップで映す。
- ・物陰から移動して視界が開けるように撮る。
- ・カメラを置いて、端から自分が映り込むように動く。
- ・カメラを平行に動かしたり、カメラの視点方向に動かす。
【おすすめアイテム】
上記のような撮り方をする場合におすすめなアイテムはこちら!
ジンバル・スタビライザー
モーターによる補正で手振れを軽減し、カメラを激しく動かしても滑らかな映像を撮ることができます。アクティブな映像を撮りたい方の必需品とも言えるでしょう。
NDフィルター
ちょっと加工した映像が撮りたいとなった時に人気なのが、ボケた映像です。しかし、日中の太陽の下でボケ表現をするには、それなりのカメラに対しての知識が必要です。そこで簡単にボケた表現撮影ができるのが、NDフィルターです。レンズに装着するだけで、簡単にボケた表現撮影ができるようになります。
編集のコツ
映像をつなぐ
映像のつなぎ方には2種類のつなぎ方があります。それぞれの特徴と効果を把握して、編集するようしましょう。
アクションつなぎ
前のカットと次のカットの時間軸がつながっている編集の仕方。見た人に、このシーンとこのシーンは同じ時間軸でつながっているんだなと思わせるつなぎ方です。
ジャンプカット
時間軸をなくして次のシーンに向かうつなぎ方。四季の移り変わりなど、テンポよく話を進めていきたいときなどに使われる編集の仕方。見やすい動画では、積極的に用いられています。
テロップ
わかりやすい動画にするには、文字を入れるのも非常に効果的です。ただし、やみくもに入れるのではなく、見る人が見やすいように、表示する文字数などを制限するなど、工夫しましょう。また、テロップの配置場所や色にも注意が必要です。せっかく入れたテロップが背景と同じ色で同化してしまっては、見る人が読みづらくなってしまいます。そういったところへの気配りも忘れないようにしましょう。
実際に撮ってみよう「撮影・編集編」まとめ
動画づくりにおいて最も大事なことは、人に楽しく見てもらうことです。その為には、いかに見やすく興味を引く動画にすることが重要です。ただし、こだわりすぎて長い動画になっても見る気をなくさせてしまうので、なるべくなら短く簡潔にまとめるように工夫しましょう。「基礎編」、「準備編」、そして今回の「撮影・編集編」を見て頂いた方が、素敵な動画を作って頂けることを楽しみにしています!
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