ガス給湯器を使用していると、なんらかのトラブルが起こった時点でリモコンにエラーコードが表示されます。その中でもよくあるトラブルとして161というトラブルがあります。

この161とは何を意味しているのでしょうか。

エラーコード161の持つ意味

まず、エラーコードの一番右側に書かれている下一桁のコードは、エラーが発生している箇所を表しています。ちなみにこの場合の1は、給湯を表しているのです。そのため、給湯回路で起きているエラーと考えることができます。

次に、左2桁の16は、給湯器の高温以上を表しているエラー表示です。つまり、出湯温度異常を表しています。

161は、総合して考えると、給湯回路において温度異常を起こしており、熱湯が出てくるリスクがある状態になっているということです。

エラーコード161が出た時の対処方法

では、エラーコード161が表示された場合、まず自分たちにできることはあるのでしょうか。

まず、お湯を出してみてお湯の温度が問題ないか確かめましょう。もし熱いお湯が出てくる場合は修理が必要となる可能性がありますので、給湯器メーカーへ連絡をしましょう。

また、リモコンと給湯器をリセットかけてみて様子を見ることも試してみてください。

まず、給湯栓をすべて閉じた状態にして、リモコンの電源を切ります。次に給湯器本体の電源も切り、時間を数分置いてから給湯器本体の電源をつけ直しましょう。その後、リモコン側の電源を付け直したらリセットが簡単にかけられます。

この状態でリセットをかけるとエラーコードが消える可能性があるので、お湯の温度などに問題がなければとりあえず使うことが可能です。しかし、もしリセットをかけても直らない場合やいったんエラーコードが出て心配という方、また給湯器が10年近く使ってるという場合はトラブルが起きている可能性もありますので、給湯器メーカーへ問い合わせて一度チェックしてもらうと良いでしょう。

ガス使用量が削減できる

エコジョーズは従来タイプのガス給湯器に比べ、ガス使用量を少なくしたうえ、瞬時にお湯が沸かせる便利な省エネ型給湯器です。

従来タイプのガス給湯器では、お湯を沸かす際に使われるガスの一部が排気熱として捨てられていました。エコジョーズでは、この排気熱を回収して水を温めるために利用します。

ガス給湯器は、水道水を熱交換器を通じて、ガスを火力として温めてお湯にして給湯を行っています。エコジョーズの場合、排気熱を再利用することで、冷たい水道水を予熱することができるのです。そのため、熱交換器に入る水はすでにぬるま湯になっているため、従来タイプのガス給湯器より、少ないガスの量でお湯が沸かせ、しかも短時間でお湯になって出てくるのがメリットです。

コスト回収も短期間で

エコジョーズは従来タイプのガス給湯器に比べて価格が高く、工事費用もかかるので購入を迷うかもしれません。ですが、ガス代や水道代が節約できるため、従来タイプのガス給湯器との価格差を数年程度で回収することができます。

地球環境に優しく、ガス代や水道代が低減でき、快適にお風呂やシャワーを利用できるようになるので、エコジョーズへの交換がおすすめです。