熊本市南区での給湯器の交換はコジマの給湯器駆け付けサービスへ

ガス給湯器のエラーコードの仕組み

ガス給湯器を使用している際にエラーコードが表示されますが、それらは数字の構成で故障の箇所や起きている現象について判断できるようになっています。

そもそもエラーコードには配置されている数字によって意味があります。エラーコードの一番右側に表示された下1桁の数字は、故障が起きている箇所を表しているのです。また、左2桁の数字はどのような現象が起きているか内容を表します。

ガス給湯器エラーコード312について

その中で代表的なエラーコードの中に312と呼ばれるエラーコードが表示されることがあります。エラーコード312はどのような意味があるのでしょう。

まず下1桁の2は、追い焚き部分にトラブルが起こっていることを表しており、左2桁の31はサーミスタの異常を表します。

312が表すエラーは、追い焚きの回路にあるサーミスタと呼ばれる温度計がなんらかのトラブルで異常が生じているエラーです。このため、異常が起きていると追い焚きができない場合や自動湯はりができなくなってしまいます。

エラーコード312が表示されている時の対処法とは

では、万が一このエラーが出ている場合まずどのように対処をしたら良いのでしょうか。

これは一時的に誤って検知されたことでエラーが起きている可能性もありますので、いったんリセットをかけます。給湯器の使用をすべて止めてから、給湯器のリモコンの電源を切って、再度電源を入れることで簡単にリセットをかけることができます。このリセット操作で再度エラーコードが表示されることがなければ、問題ありませんのでそのまま使っても構いません。

ただ、これでもエラーが出てくる場合は、サーミスタが断線している場合や漏電などが起きている可能性がありますので修理が必要になります。そのため、給湯器メーカーに電話を入れて、すぐに対応していただくようにお願いをされると良いでしょう。

断線の場合は修理が可能ですが、経年劣化で故障してしまっている可能性もありますので、万が一10年近く給湯器を使用されている場合は買い替えも検討されておくと良いでしょう。

給湯器から水が漏れている

ガス給湯器から水が漏れている場合は注意が必要です。

ガス給湯器はガスだけでなく、水道ともつながり、給湯器のコントロールは電気で行っています。そのため、給水管などから水が漏れて電気系統を濡らしてしまうと、漏電を引き起こすリスクがあります。

漏電は大きな火災につながる危険がありますので、直ちに使用を中止してください。

給湯器から白い煙が出る

給湯器から白い煙が出ると量によっては驚きますが、通常問題ありません。

お湯を沸かしている間、給湯器内部は熱くなり、冷たい外気との温度差が生じます。すると、結露による水蒸気が発生し、それが白い煙のように立ち上ることがあるのです。

ただし、スイッチを切っても白煙が出続ける場合は内部トラブルのおそれがあるので、業者に問い合わせましょう。

給湯器から黒い煙が出ている

黒い煙は危険なサインです。内部で不完全燃焼が起きている可能性があります。

そのまま放置すると一酸化炭素中毒のおそれや火災やガス爆発発生のリスクもあります。スイッチを切り、ガス栓を締めたうえで修理業者を手配してください。この状態になると通常は、修理ではなく、新しいガス給湯器への交換が必要です。