生野区での給湯器の交換はコジマの給湯器駆け付けサービスへ

給湯器のエラーコードとは

給湯器のリモコンの液晶画面に見慣れない数字が表示されていた場合、給湯器の不具合を知らせる「エラーコード」であると考えましょう。

エラーコードは、取扱説明書やメーカーの公式サイトで調べることで、給湯器に何が起こっているかを知ることができます。 エラーコードには2〜3桁の英数字が使われていますが、実は給湯器のどこにどのようなエラーが起こっているかがわかる意味番です。 2桁は給湯専用機、3桁はふろ給湯器で、3桁のうち左2桁がエラーの内容、右の1桁が箇所を示しています。

代表的な給湯器メーカーの基本のエラーコードは統一されているので、応用が利くのはとても良い仕組みと言えるでしょう。

主な3桁のエラーコード

ちなみに、右1桁が表す箇所は以下の通りです。

0

共通

1

給湯

2

追い焚き

3

暖房

4

暖房端末

左2桁でトラブル内容がわかりますが、よくあるのが以下の内容です。

111

給湯の点火不良

032

浴槽の排水栓閉め忘れ

610

燃焼ファン異常

632

ふろ循環ポンプ異常

また、888または88は「点検時期」の報せです。 通常使用期間が過ぎたことを通知していますので、安全に使うためにメーカーへ連絡してください。

エラーコードが表示されたらどうすればいいのか

まず、どんなエラーコードにせよ、一度給湯器の電源を切りましょう。

5分程度時間を置いて電源を入れ、エラーコードを確認します。そのときにも消えていない場合は、エラーコードに沿って解決が必要です。 中には自分で解決できるものもありますので、慌てずに取扱説明書を読むか、メーカーの公式サイトで対処法を確認し、適切な処置をしてください。

たとえば、最も多く発生する「111」のエラーコードは、給湯器の点火エラーを意味します。 どのメーカーの給湯器でも起こり得ますが、原因の特定は容易ではありません。

セルフチェックできる範囲では、たとえば、台風や集中豪雨で一時的な点火不良が起こることもあるため、電源を切ってしばらく時間を置いてから電源をつけてみる方法があります。 地震でガス供給が止まっても「111」が表示されますので、ガスメーターを復帰してガスコンロなどで火がつくか確認することも可能です。 給湯器の排気口が何かで塞がれていると、酸素不足で点火できないことがあります。 本体周りを見て、障害物を取り除くことが必要です。

これらを確認し、それでも改善しないようであれば速やかにメーカーへ修理を依頼しましょう。 本体が経年劣化している場合は、交換になることもあります。

給湯器のお湯が突然出なくなると、故障かと焦ります。 ですが、意外に単純なところに原因があり、すぐに解決できる場合もあります。 お湯が出ないと思ったら、まずは以下の点を確認していきましょう。

ガスは正常に作動していますか？

お湯が出ないということは、ガスが燃焼していない可能性があります。 そもそも、ガスは動いているでしょうか。

ガスの元栓なんて止めた覚えはないというときも、直近で地震や工事などがなかったか思い起こしてみてください。 ガスメーターの安全装置が作動してガスがストップしている可能性があります。 この場合は屋外などに設置されているガスメーターを、手順に従って作動させれば、正常に使えるようになるはずです。

電源系統に異常はありませんか？

給湯器はお湯をガスで沸かすといっても、作動させるためのスイッチなどは電気で行われています。 リモコンの調子がおかしいなど不具合がないか確認しましょう。

電源を入れ直して正常に戻ればいいですが、リモコンにエラー表示が出ている場合やリモコンが故障している場合は修理が必要です。

水量は十分ですか？

お湯が出ない場合、まず水量を確認しましょう。 節水しようと水栓を絞っていませんか？ご自身でなくても、家族が水量を減らしてしまったかもしれません。 十分な水量がないとお湯にならないので、水栓を絞りすぎないよう注意しましょう。

水道の異常はありませんか？

冬の寒い日、雪が降った日の朝などにお湯が1滴も出ない、水さえ出ない場合、水道管の凍結のおそれがあります。

次第に気温が上がり、水道管の凍結が解ければ、お湯が出るようになります。 ただし、水道管が破裂してしまい、水漏れしている場合は早急に水道修理業者を呼びましょう。

給湯器本体のトラブルの場合

給湯器から異音がする、爆発音がする、黒い煙が出るなど異常が出ている場合は、給湯器の寿命が考えられます。 10年前後使っている方は、給湯器の交換をおすすめします。

お湯はりのお湯がまったく出ない場合

給湯器でお湯はりができないトラブルには、スイッチを押してもまったくお湯が出てこないパターンがあります。

通常は自動で浴槽にお湯が出てきて正常に止まりますが、お湯が出ない場合は給湯器が点火していないことが考えられます。 スイッチをONにすると電磁弁が開いてバーナーに点火するのですが、ガスや水が止まっている場合、点火しない状態になるのです。

また、同時給湯により優先する給湯を待っている場合、お湯はりがストップします。 もしくは、本体の故障や配管トラブルがあると点火しませんが、この場合はエラーコードが表示されます。

ガス、水の供給状況を確認する

まず、ガスや水がきちんと供給されているか確認してください。 家の蛇口から水が出るか、ガスコンロがつくか確認し、必要に応じて水道の元栓やガスメーターなども確認してください。

同時給湯をやめる

給湯器は号数で同時に使用できる湯量に限りがあり、お湯はりと同時にキッチンや洗面でお湯を出していると、そちらが優先され湯はりは一時的に待機状態になります。（一部機種は湯量を減らし同時に給湯できるものもある） この状態ではお湯は出てこないので、同時にお湯を使用するのをやめてみましょう。

エラーコードを確認する

本体故障があると、リモコンの液晶画面にエラーコードが表示されます。 取扱説明書でコードを確認してください。

給湯器や配管に故障が出ている場合、メーカーへ修理を依頼する必要があります。 また経年劣化による場合は、給湯器本体の交換が必要となることもありますので、一度メーカーへ相談し、交換業者に本体交換をご依頼ください。

お湯はりの速度が遅い・お湯が少ない

お湯はり速度が遅い場合、もしくはお湯の量がまったく足りていない場合は、回路のトラブルや配管の詰まり、水漏れなどが考えられます。

ただ、自動でお湯はりする場合、お湯が出る時間と出ない時間が交互に起こるのは正常な状態です。 給湯が同時使用になっていると、キッチンなどほかのところでお湯を使っている間、溜まるスピードがかなり遅くなりますが、これは仕様です。

配管のトラブルの場合は、循環アダプターやフィルター詰まりが考えられます。 また、給湯器が正常でも、溜めたお湯が流れ出てしまっていることもありますので、浴槽側に問題があることも考えられます。

同時給湯をやめる

まったくお湯が出ない時と同様に、まずは給湯優先になっているか、同時使用をしていないか確認しましょう。 同時使用する場合は、ほかの場所でお湯を使うのを控えてみてください。

フィルターが詰まっている

フィルターが詰まっている場合、1度に送り込むお湯の量が減るため、お湯はりの速度に影響します。 説明書をもとに給湯器本体の水抜き栓にあるフィルター、浴槽にある循環アダプターのフィルターを掃除してから再度運転してみましょう。

排水栓の劣化

排水栓のパッキンが劣化している、またはしっかりと閉まっていない場合、溜めたお湯が少しずつ排水されてしまいます。

古い給湯器は点検と交換も考える

もし給湯器と浴槽の間をつなぐ配管で水漏れが発生しているような場合は、メーカーに連絡して根本的な原因を確認する必要があります。

また給湯器の寿命が原因であることも多いので、古い給湯器は交換も視野にいれメーカーへご相談頂く事をおすすめします。 給湯器の交換が必要な際は、ぜひコジマの給湯器駆け付けサービスをご利用ください。

蛇口のタイプにより湯温が不安定になることがある

給湯器の温度が安定しないトラブルは、誰しも一度は経験したことがあるでしょう。 お湯が熱すぎたり、ぬるすぎたりする場合は、給湯器が不安定になっているケースが多いですが、水圧が変化することでトラブルが起こる事例もあります。

たとえば、お風呂でシャワーを浴びているときに、ほかの家族が洗面所で洗顔をしたり、キッチンで洗い物をしたりすると、水圧が変化してお湯の温度が不安定になる可能性があります。特に古い住宅でよく見られる現象です。

蛇口が2ハンドル式になっている場合にもよく起きるため、サーモスタット式水栓への交換を検討してみましょう。

ガスの元栓・給水元栓に原因があるケース

ガスの元栓が十分に開いておらず、お湯がぬるくなることがあります。または給水元栓が開いておらず、熱いお湯が出るなど。

たとえば、猫が給湯器の元栓に接触して緩めてしまった。ほかにも、給湯器の付近をモップなどで掃除したときに引っ掛けた。家の工事・修理後に元栓を開け忘れている。いたずらで閉められた可能性も考えられます。屋外給湯器のガス元栓・給水元栓を確認してみてください。

給湯器の経年劣化が影響

給湯器には寿命があり、正しく使用していてもいずれ故障します。 経年劣化の影響は避けられないため、10年以上使用している給湯器で温度が安定しない場合は買い替えを検討しましょう。

給湯器メーカーへ修理を依頼することで一時的に使えるようになる可能性はありますが、修理後にすぐに故障したという話は少なくありません。 頻繁に故障するようだと、修理するよりも交換したほうが安上がりです。

最近の給湯器は給湯効率が優れているので、年間のランニングコストを抑えるメリットを期待できます。 省エネタイプの給湯器は価格がやや高額ですが、それでも4年程度で元を取れることが多いです。