福生市での給湯器の交換はコジマの給湯器駆け付けサービスへ

オートタイプとフルオートタイプとの共通機能

給湯器のオートタイプとフルオートタイプとで共通の機能は、お湯張りと追い焚きの機能です。

お湯張り機能というのは、お風呂を最初に沸かすときに、設定した量および温度までお湯が出て止まる機能のことを言います。操作はスタートボタンを押すだけでOKで、お湯張りが終了すると音声で教えてくれます。お湯張りで注意しなければならないのは、お風呂の栓をするのを忘れないことです。

また、追い焚き機能というのは、お湯の温度が下がってきたときに、ボタン一つで追い焚きを行い、設定した温度まで上げてくれる機能のことを言います。お湯を沸かしてから家族が入って温度が下がってしまった場合でも、再度温め直すことができます。

フルオートタイプにのみに付いている自動足し湯機能

オートタイプでも十分便利なのですが、フルオートタイプになるとさらに機能性がアップします。フルオートタイプになると、新たに2つの機能が加わります。それは自動足し湯機能と自動配管洗浄機能です。

フルオートタイプであれば、家族が続けて入浴した時に浴槽の湯量が減ってしまった場合、自動で足し湯をしてくれます。体や髪の毛を洗うときのお湯はシャワーのみという方は大きな問題はないかもしれませんが、浴槽のお湯を使って体を流す方の場合は、どんどんお湯が少なくなってしまいます。その際に減った分のお湯が自動で足されることで、次に入浴する方も快適です。

オートタイプも手動で足し湯が可能ですが、水位センサーがついていないため、お湯があふれないかこまめに確認が必要です。

フルオートタイプのみに付いている自動配管洗浄機能

フルオートタイプにのみ付いているもう一つの機能である自動配管洗浄機能は大変魅力的な機能です。

追い焚き用の配管には、前日使用したお湯が少し残ってしまいますが、フルオートタイプなら浴槽のお湯を排水した際に自動で配管の洗浄が行われます。

オートタイプでも足し湯・お湯はりを一時的に行うことで同様の効果は得られますが、毎日のこととなると忘れてしまう事もあります。毎回の排水時、自動で追い焚き配管洗浄できるフルオートなら、次にお湯を使う際も安心です。

お住まいのタイプに合わせた給湯器を選ぶ

一般家庭向けの給湯器を購入する際には、今現在の設置タイプに合わせて交換機器を選びます。

一戸建て住宅にお住まいの方であれば、屋外に設置されていることが多いです。壁掛けタイプ、据え置きタイプが一般的で、浴槽隣接設置タイプ（浴槽2つ穴タイプ）もございます。

集合住宅の場合は、壁掛けベランダ設置、または共有廊下のパイプスペース部分に設置されているPS設置、PS扉内設置などの給湯器が一般的です。パイプスペース部分に設置される給湯器は、サイズ・排気方向・排気管の長さなど制限が多いため、プロの業者に機器選定をお任せいただくことをおすすめします。

使用量に合った号数の給湯器を選ぶ

使用するお湯の量に合った号数の給湯器を選ぶようにしましょう。

号数は、1分間で水温+25℃のお湯がどのくらい作れるのかを表したものです。たとえば、1分間に16Lのお湯が作れる給湯器であれば、号数は「16号」となります。一度に出せるお湯の量が多くなるほど、号数が大きくなるのです。

一般家庭向けの給湯器では、16号は1人程度、20号は2人〜3人程度、24号は3〜4人程度（シャワーと給湯2か所同時使用）が目安となります。今現在の号数よりも大きい号数に交換する場合、ガスメーターの確認が必要となります。

オートやフルオートなどの追い焚き機能

追い焚き機能付きの給湯器は、オートタイプとフルオートタイプがあります。どちらのタイプも、スイッチ操作一つのみで、自動お湯張りを行います。

自動配管洗浄機能、自動足し湯機能、自動沸きあげ機能を求める方は、フルオートタイプの方がおすすめです。

追い焚き機能がない給湯器からオート・フルオートへの交換は出来ません。追い焚き配管設置工事及び浴槽交換等リフォームする必要があるため、基本的に同じタイプの給湯器への交換となります。

暖房機能付きの給湯暖房熱源機

床暖房や温水式の浴室乾燥を使用している場合は、交換後の機種も給湯暖房熱源機となります。

給湯暖房熱源機は、屋外壁掛けタイプ・据置設置タイプがあります。 床暖房の数、高温のお湯を使用する浴室乾燥がある場合などで選ぶ機種が異なります。

省エネ効果の高いエコジョーズ

近年は、省エネ効果の高い給湯器を選ぶ人が増えてきました。

エコジョーズシリーズは、ガス代の節約効果が非常に高いことから、人気の給湯器となっています。毎月のランニングコストを少しでも抑えたい方は、エコジョーズも検討してみてはいかがでしょうか？

お湯が出なくなるトラブル

給湯器の寿命はメーカーからも10年ほどと言われており、10年近くなるとさまざまな不具合が起こります。その中でも多いトラブルとして、お湯が出なくなったというトラブルです。

どの水栓からもお湯が出ないという場合に考えられるのは給湯器本体に原因があることがほとんどです。まず給湯器本体の電源が入っているか、ガスが遮断されていないかを確認します。それでもお湯が出ない場合、本体の寿命が考えられます。

本体の給水接続部には水抜き栓と呼ばれるパーツがあり、まれにゴミが詰まっていることがあります。自宅で対処できる方法としては水抜き栓を緩めてストレーナ部をきれいに掃除して様子を見ることですが、改善しない場合はメーカーへご相談頂くか本体交換をご検討ください。

ぬるいお湯しか出ないトラブル

お湯をどれだけ長く出していても、ぬるま湯しかでないということはありませんか。給湯器の設定温度を上げてもその温度にならないという場合、ほかに考えられるのが水圧の問題です。

たとえば、家の中で浴室とキッチン、浴室と洗面所など複数箇所でお湯や水を使用していると水圧が弱くなり、お湯の温度にも影響することがあります。このようなときは誰かが水栓の使用を終えるまで様子を見て待つなどして対処すると良いでしょう。

それでも温度が上がらない場合、水漏れ・給湯器の故障等も考えられます。

給湯器からガス臭い臭いがする

給湯器を使っている際にガス臭さを感じた場合は非常に危険な状態です。ガスが漏れている可能性があるのですぐに業者を呼んで対処してもらう必要があります。

もしガス臭さを感じた場合は、すべてのガスの元栓を切ります。火の元になるものを使わないようにしましょう。

また、窓を全開にして換気を行うことも大切です。換気扇は静電気などによって火花が発生し、ガスに引火してしまうおそれがあるので使用せず、できるだけ窓を全開にして換気するようにしましょう。換気扇だけでなく扇風機や家電なども同様でできればスイッチを入れないようにしましょう。

給湯器のエラーコードの意味について

給湯器のトラブルが生じたときは、リモコン側に数字が表示される場合があります。この数字は、エラーコードと呼ばれています。お湯が沸かせない、お湯張りができない、途中で停止するなどの症状が出たときは、まずはこのエラーコードを確認してみましょう。

たとえば、湯張り強制終了時に「031」、点火不良時に「110」、途中失火時に「途中失火」、風呂異常過熱時に「162」などのエラーコードが表示されます。エラーコードは、「E-1C」や「E-2L」といったように、数字とアルファベットを組み合わせて表示されることもあります。

エラーコードが表示される原因

エラーコードが表示される理由については、給湯器の故障のほかに、停電の影響を受けることもあります。給湯器の使用中に、落雷などで突然停電してしまうと、給湯器も止まってしまい、お湯張りや追い焚きができないなどのエラーを起こしてしまうのです。

また、誤操作やガスの元栓が閉まっていることで、エラーコードが表示されることもあります。

エラーコードが出たら給湯器メーカーへ相談

エラーコードが表示されたときは、いったん運転スイッチを切って、様子を見ます。

もしも問題が改善されないようであれば、修理か交換かの判断をするためにも、まずは給湯器メーカーに相談してみてください。

エラーコードは給湯器交換のサイン？

エラーコードは、給湯器の交換のサインとなる場合があります。給湯器には、耐用年数があり、10〜15年ほどで寿命を迎えてしまうのです。

古い給湯器をずっと使い続けていると火災や不完全燃焼を起こすリスクが高くなります。もし、煙が出ている場合やガス臭いなどの異常が見られるときは、すぐに給湯器の使用を中止してください。

安心して給湯器を使っていくためにも、10年以上使用している場合の故障は、新品への交換も検討してみると良いでしょう。