ブックタイトルコジマビジネスクラブ情報誌NEWBIZ[ニュービズ]Vol.25
- ページ
- 4/48
このページは コジマビジネスクラブ情報誌NEWBIZ[ニュービズ]Vol.25 の電子ブックに掲載されている4ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは コジマビジネスクラブ情報誌NEWBIZ[ニュービズ]Vol.25 の電子ブックに掲載されている4ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
コジマビジネスクラブ情報誌NEWBIZ[ニュービズ]Vol.25
NEW BIZ巻頭企画部下のモチベーションをUP高めるCoachingコーチング◆監修/株式会社トッパンマインドウェルネス代表取締役岩崎玲子企業でコーチング研修を多数実施。中小企業診断士。著書に『リーダーのためのモチベーションマネジメント』(PHP研究所)「やる気が見えない部下や後輩を育てるのは難しい…」と思っている組織のリーダーは多いのではないでしょうか。そんな悩みを解決する糸口が、コーチングです。ここでは、上司が接し方に悩む部下や後輩の具体的な事例を挙げ、コーチングによる課題改善について考えていきます。モチベーションが上がらない?!部下たちの事例集事例1新たな仕事を頼むと「できません」の返事…。~商社に勤めるAリーダーの後輩、Bさんの場合~Aリーダーのチームメンバーである若手のBさんは、これまで自分がしたことがない仕事、少し難易度の高い仕事に取り組もうとしません。今自分が担当している仕事だけをこなそうとします。これではBさんの成長が期待できないと、AリーダーはBさんに新たな仕事を与えようとしました。しかし「自分にはできません」「他の仕事が遅れますから」と、つれない返事。Aリーダーが「私からも支援するから」と伝えても、Bさんは「今のままでいいです」と新たな仕事にチャレンジしようとしません。事例2チームに協力的でないベテラン部下~IT企業に勤めるCリーダーの年上の部下、Dさんの場合~若くしてチームリーダーに抜擢されたCリーダー。新入社員時代にお世話になった元上司であるDさんが、自分の部下になったことで悩んでいます。Dさんは、キャリアの長さを活かして独断で進めてしまうのです。普段から目を合わせることもなく、話しにくさも感じています。CリーダーはDさんに新しい仕事を担ってほしいのに実際は気が引けて指示を出すことができず、Dさんの仕事の分までカバーすることが多くなりました。事例3社内の空気を読まず、独りよがりな行動に…。~メーカーに勤めるE課長の部下、Fさんの場合~Fさんは、E課長に言われたことはそつなくこなし、コミュニケーションも上手な優れた部下です。しかし、社内では最近「利益につながる提案が欲しい」という風潮があり、上層部もありきたりな考えでは満足しません。そんな中、Fさんは流行りのキーワードを盛り込んだ資料を集めてチームに共有しています。流行のキーワードを織り込んだ資料を作って提案しているのですが、受注につながりません。FさんはE課長の心配に気付いていない様子です。コーチングとは?これらの3つの事例を見て「こういう部下、いるいる!」と思った方々も多いのではないでしょうか?同じ目標に向かって一緒に頑張っていきたいのに、なかなかそれが叶わない…。そんな部下と接する時に役立つのが、コーチングです。「相手を成長させるための方法」として知られるコーチングは、家庭内や企業内など、あらゆる場で活用できるコミュニケーションスキルです。コーチングで最も基本となる考えは、相手のモチベーションを引き出すこと。相手のやる気を引き出し、自ら考え行動し、目標達成するためのコミュニケーション手法です。それは、相手が成長していく過程をサポートすることなのです。2