日本の祭

姫島の盆踊り

大分県
祭りとしては、極めてコミカルで素朴なもので、姫島の盆踊りは風流な踊りである。狐踊り、銭太鼓、猿丸太夫などの演目がある。これらの中でも、狐踊りは、顔を白く塗って単純なメイクで狐の顔をかき、豆絞りの手拭いを頭にかぶり、長袖シャツに白いパッチ姿で後に白い大きな尾をぶらさげる。そして提灯を下げた傘を持つ。女役を男性が女装して踊り、手ぬぐいで顔を隠して編み笠をかぶる姿は、女装の頃の名残だったといわれている。踊りはきわめて単純だが、その単純さが逆に、この祭りの特色を作りあげ、表情に面白さがでている。古くは、大人たちだけの踊りであったが、最近では子供達が狐となり親子の踊りが行われるようになった。祭りとしては、特別な仕掛けもなく、極めて身近にできるものだが、ここには庶民の持つ感性が光っている。色彩をほとんど使わず、墨一色で仕上げているのは、これらの素朴さに答えたものである。

[開催日時] 8月15日〜17日
[開催場所] 大分県東国東郡姫島村
[交通手段] 大分空港道路終点から国道213号線を国見町伊美港へ約50分。伊美港よりフェリーで20分



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