日本の祭

錦帯橋まつり

山口県
美しい曲線を描いた白木の橋は、日本建築技術の粋を尽くしたものである。橋は幾重にもくりかえす構造となっていて、それが見る人に優美さを与え、渡る人の心をときめかせる。少しばかり渡りにくい橋であるが、この橋の美しさはそれを退ける。橋をはさんだ両側一帯は、古い城下町であった岩国の風情を残し、川に沿った木々の緑の美しさが、この橋を一段と盛りあげる。緑と川原の調和が橋に豊かなロケーションをもたらしている。この祭りは、岩国をおさめた吉川藩の参勤交代を再現したもので、ここでは大名行列の奴道中、南条踊りなどが行われ、それはまるで時代絵巻を見る美しさがあり、人々を江戸時代にタイムスリップさせる。ゆっくりと橋の上を行く大名行列の主役は、奴の姿で長い長柄を上下にあげさげするありさまは、優美である。奴に墨を集中して用い、テーマのリズムを高めた。

[開催日時] 4月下旬
[開催場所] 山口県岩国市 錦帯橋周辺
[交通手段] JR山陽本線岩国駅より錦帯橋方面行きバスで20分、錦帯橋バス停下車徒歩すぐ。山陽自動車道岩国ICから錦帯橋方面へ車で10分



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