日本の祭

鷺の舞い

島根県
鷺の舞いは、京都の祇園祭からヒントを得たものであると伝えられている。大元の京都ではすたれたが、この地では、この鷺の舞いを行っている。島根県の西はずれにある、津和野町は、明治の文豪森鴎外が生まれたところである。この町は、小さな城下町であるが、その城主であった亀井氏が、戦乱が相次いだことに、その復興を願って京都の祇園に人を使わし、鷺の舞をならわせたという。神社の前・御旅所前・頭屋の前の他、町内の四辻や藩邸などで舞うという単純な踊りではあるが、そのことが長く続けられてきた要素にもなっていると思われる。鷺は古くから、めでたきことの野鳥として存在し、それらは様々な美術品にも登場する。現実の姿よりも大きな鳥に仕立て色彩的にも白という純白さが神聖なイメージをもたらし、神につかえる者へ心を表す衣裳が見える。周囲には、帽子をかぶり菱形のデザインの羽織を身につけた男たちが取り囲み、鷺をもり立てている。鷺と、男達のコントラストを出すために、墨を対照的に配置した。

[開催日時] 7月20日・24日・27日
[開催場所] 島根県鹿足郡津和野町後田
[交通手段] JR山口線津和野駅より徒歩12分



Copyright (c) 2008 Kojima Co.,Ltd. All rights reserved.