日本の祭

西大寺会陽

岡山県
深夜、本堂の福窓から、二本のシンギが集まった人々にむけて投げられる。この神札は寺の棟梁によって作られる。会陽に参加する人々は、ふんどし姿で境内に入るが、シンギの投下の時刻まで、人々であふれかえり、行事が開始するまで、裸で待たなければならない。深夜、十二時になると、副窓から二本のシンギが投げ降ろされ、本押しといわれるシンギの争奪戦が行われる。参加した人々が、大床や地面をならす足音は、悪霊を封じ込め、福を招来するといわれている。争奪戦でシンギを手にした男が寺から走り出して、祝主のもとに駆け込み神を得たと信じる。一生升の米の中にシンギを立て、これを西大寺住職が検分をして行事は終了する。シンギを手にした男は、トリヌシといわれ名誉なこととされている。水しぶきの美しさを出すために墨は一色とした。

[開催日時] 2月第3土曜日
[開催場所] 岡山県岡山市西大寺中 金陵山西大寺
[交通手段] JR赤穂線西大寺駅より徒歩10分。山陽自動車道山陽ICより西大寺方面へ車で30分。



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