平安時代の優雅な遊びの心が見える。鞠を蹴るという単純な遊びであるが、現在のスポーツの姿と比べると考えられない発想に大きな違いがみられる。鞠が特別大きな動きをするわけでない。この祭りは、スポーツのように争うというより、鞠を上手に蹴りあげるという技術を見せるものである。六人から八人の人で行われ、鞠を足で蹴って地に落さず、手を用いず独特の装束をつけて、鞠庭で蹴りつづけて楽しむものである。おおよそ、鞠を蹴るにはふさわしくない優美な装束で行われるが、これが当時の時代性というものであろう。庭に出ての遊びであるが、装束は鞠袴を着用し、沓(シトウズ)をはき烏帽子をかぶった。これを優雅に身につけ、楽しみながら行うことが、この遊びの特性である。鞠は、動物の皮で作られていて、中に大麦の殻を入れて作られ縫いあわせたあとに白く色がぬられる。実際の鞠は白であるが、イメージを高めるために金色とした。
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[開催日時] |
4月29日・10月第3日曜日 |
| [開催場所] |
奈良県桜井市多武峰 談山神社 |
| [交通手段] |
JR・近鉄桜井駅から奈良交通バス談山神社行きにて終点下車徒歩5分 |
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