富士山を背景にもつ、この町が一瞬の間に火の海となる。火の神があるように、富士山は、神様にいちばん近いとこにいると信じられている。この火祭りも、そのような背景があるだろう。また、富士山は、信仰の地として知られ、富士山の登山で頂上を極めることは、神に近づくことだという考え方によるものであろう。この祭りは、盆の送り火や、川施餓鬼として受け継がれてきたもので、富士川全域で行われていたが、今日では南部に伝わっているだけである。百八煩悩を断つということから、富士川両岸に百八の薪の山が積まれ、一斉に点火される。この瞬間、山河が真赤に染められる。これとは別に投松明は、十数メートルの籠をめがけて松明を片手でまわし投げ入れる。この祭りに参列した人々は、燃えあがる火の力を見て、身も心も熱くなる。赤は墨とよく調和する。火の動きに合わせて墨の色を配色している。
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[開催日時] |
8月15日 |
| [開催場所] |
富士川南部橋上流下流地域 |
| [交通手段] |
身延線内船駅下車 |
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