日本の祭

島田帯まつり

静岡県
この祭りのスターは、「大奴」である。「奴」は本来身分の低い地位にあるが、この祭りでは奴が一番の見せ場をつくっている。長い大名行列が行われるのだが、その中に「大奴」がくり入れられている。島田は宿場町として栄えた。この宿場に嫁いできた娘は、大井神社の神前に安産を祈願するという風習があった。晴れ着を嫁入り先の身内に披露するため、神社大祭の当日、神輿に仕える大奴の木太刀に用いたのが、このしきたりとなっていた。この祭りで帯をつけているのは男であるが、その姿や歩き方は際立った美しさを見せ、生めかしくさえある。祭りの行列は、この衣装に魅せられて描いた。この動きを出すために、墨を強調し表情もさまざまなものを取り入れることで、画面の中にリズムを取り込んでいる。

[開催日時] 寅・巳・申・亥、三年に一度、10月中旬不定期3日間
[開催場所] 静岡県島田市「大井神社」及び本通り周辺
[交通手段] JR東海道本線島田駅から徒歩すぐ



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